№14 知っておきたい「エロンゲーション」高崎市マシンピラティス「Pilates Ivory」

こんにちは Pilates Ivoryのタカノナツミです。最近、秋の美味しい食べ物、さつまいもや柿をいただくことが多く、食欲の秋を楽しんでおります。ついつい食べ過ぎてしまい、そろそろ気を引き締めようと思っています。(^^;)


さて、今日はピラティスを行う上で知っておきたい「エロンゲーション」についてお話します。

「エロンゲーション」聞いたことがありますか?

私は15年ほどフィットネスのインストラクターをしていますが、ピラティスを始めるまでこの言葉を知りませんでした。

エロンゲーションとは「伸び・伸長」という意味があり、ピラティスでは「軸の伸長」(からだを引き伸ばす)ことを意味します。

頭が天井からつられていて、脳天と尾骨を引っ張り合うようなイメージです。


このエロンゲーションがピラティスを行う際にとても大事になってきます。

なぜエロンゲーションが必要?

ピラティスを行う際に意識してほしいのは「背骨のエロンゲーション」です。


背骨を伸長させて動くことで、本来あるべきS字カーブを保持、そして24コある背骨一つひとつの間が広がりやすくなり、可動域や筋機能を確保することができます。

私達のからだは常に重力を受けています。重力に逆らい(抗重力)からだを伸長させることで、背骨の圧迫が解放され、動きやすい身体を獲得することができるのです。

実際に、「背骨をぐしゃっとつぶして身体を捻る」のと「上に引き伸ばしながら身体を捻る」のではどちらが動かしやすいか、試してみて下さい。違いがありますよね!

猫背や反り腰などの姿勢は、背骨と背骨の距離が狭くなり、圧迫され負荷が大きくなっている可能性が高いです。


エロンゲーション意識することで機能改善や姿勢改善がしやすくなります。

「エロンゲーション」を練習してみよう

それでは早速、イメージしながらやってみましょう。

・頭の上にペットボトル(500ミリ)を置き、ほんの少し押し返す力で体を引き上げる
・脳天と尾骨を引き離すイメージ
・背骨一つひとつの間に隙間をつくるように
・過剰にどこかに力を入れない

いかがでしょうか?


少し難しく感じるかもしれませんが、ほんのり引き伸ばすように行ってみてください。

ピラティスの際にエロンゲーションを行うことで、動きやすさの獲得、姿勢改善への近道となりますよ。

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