№23 猫背解消に関わる「前鋸筋」
こんにちは
Pilates Ivory のタカノナツミです。
只今、スタジオ兼自宅の外壁塗装をしております。そのため、入り口付近にも足場が建てられており、大変ご迷惑をおかけしております。
塗装期間は2~3週間ほどになります。大変申し訳ありませんが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
今日は気になる「猫背」について書きますね!
猫背とは
「猫背」とは、背中(胸椎)の丸まり(後弯)が強くなり、本来のS字カーブが崩れてしまっている状態です。気にされている方は多いのではないでしょうか?
最近、「背中の丸みが気になる」「老けて見えるので解消した」と猫背を気にされてピラティスに来られる方も多いです。
背中が丸まってくると、同時に巻き肩やフォワードヘッド(頭部が前方へシフト)も起りやすく、見た目の問題だけでなく、首や肩の不調にもつながってきます。
スマートフォンやパソコンを使う頻度が高い私達は、常に身体の前方で手を使い、画面をのぞき込むような姿勢になっていることが多いです。
このような姿勢は猫背姿勢になりやすく、早めの対処がおすすめです。
前鋸筋を活性化しよう
さて、猫背を解消するの注目したい筋肉があります。
「前鋸筋」(ぜんきょきん)です。聞いたことはありますか?
肩甲骨(内側縁前方)~(第1~9)肋骨外側についている筋肉で、脇の下に手の平上に広がっています。
この筋肉は手を前に押し出す際に働き、「肩甲骨外転作用」があります。
ボクサーがよく発達していることから”ボクサー筋”と呼ばれることもあります。
この前鋸筋!!「ボクシングしないから関係ないわ」ということはありません。
活性化しておきたい筋肉です。
この前鋸筋が弱くなると、肩甲骨の外転筋として別の筋肉が働き、役割を補ってくれます。
それが「小胸筋」です。前鋸筋を助けてくれるのですね。
しかし、小胸筋は過剰に働くと、巻き肩・猫背姿勢になりやすい筋肉です。(№20のブログでもご紹介)
やはり肩甲骨外転筋として前鋸筋をメインで働かせておきたいですね。
Let’s Try エクササイズ
前鋸筋を活性化するエクササイズをご紹介します。
「サイドプランク」です。
①マットに横向きになり、肩の下(もしくはやや前)に肘をつきます
②脚は身体の延長上に1度セットし、続いて股関節から30度ほど前方へ移動させます。
③骨盤を床に対して垂直に保ちながら、お尻を床から浮かせ身体をキープします。
【POINT】
肩がすくまないように肘で圧す力(前鋸筋!!)を入れ続けましょう。
肩周りの安定にもつながります。
是非お試しくださいね(^^)/
最後までお読みいただきありがとうございました。